お酒とタバコ

田舎育ちの者には見たことない世界がまだあったんだと気付かされることが東京に来て多くある。

 

お昼に新宿駅を出て街を行けば、道端にはタバコの吸い殻、アルコールの缶がたくさん転がってる。

夜中お酒に溺れたんだろうなと想像できるようにワイシャツはズボンから出て地面で寝てる人もちらほら。

立っている人がいると思ったらタバコを吸っていて、その地面には割り箸が刺さったカップラーメンが置いてある。地べたに座って円になってカップラーメンを食べてお酒を飲んでるグループが何組も。簡単に言うと今まで安全圏内で育ってきた自分にはこんな日本の姿があったのかと信じられない光景だった。同じ国の人とは思えなかった。

この人たちはこの後家帰ったらどんな生活をしているのだろうかと想像してしまった。この後帰ったら気絶するようにまた出勤まで寝るのか?森林浴とか温泉とか休みの日は行ったりするのか?

自分の当たり前が当たり前じゃなくなった瞬間だった。

 

もし、この日本にお酒とタバコが無くなったらら、、、

 

顔色良くスタスタ上を向いて歩く人が増えるだろう。

深夜まで営業するお店はなくなり建物の数は減り草花が生い茂る空気が綺麗な街になるだろう。

早くお家に帰って大切な人と過ごす時間が増えるだろう。

お酒で悲しい、辛い思いをする人もいなくなるだろう。

理性を失うこともなくなるだろう。

だらしない体型の人も減るだろう。

金曜の電車でお酒臭い人もいなくなるだろう。

駅のホームのゲロも無くなるだろう。

駅のトイレにペットボトル置いていく人も減るだろう。

お酒やタバコに頼らず人同士が助け合い自分の力を伸ばして成長していく若者が増えるだろう。

アルコール、肺疾患系の病気が減り医療機関の負担も減るだろう。

警察の負担も減るだろう。

治安も良くなって、怖い思いをする人も減るだろう。

 

なんちゃって。